新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、重要性が再確認されたものはたくさんありますが、私たちの生活の中で、最も感じられたものの一つに「貯蓄」があるのではないでしょうか。
勤め先がリモートワークになり残業代がほとんどつかなくなった人、店舗の休業要請で自宅待機を余儀なくされた人、または失業された人。コロナ禍で毎月の収入が揺らいでしまった人は多いと言われています。
しかしそんな時、日頃からの蓄えがあるのとないのでは、大きく違います。それは、生活としても、気持ちとしても、です。
私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。
そこで今回は、今年こそは貯蓄活動を始めたいという人に向けて、お金が貯まる人の特徴についてみていきたいと思います。
元信金職員がみたお金が貯まる人の特徴「その1」:貯蓄は強制力の高い手段で確実に貯める
信用金庫の窓口で勤務していると、様々なお客様と接することができます。その中でも貯蓄を始めたいというご相談を受けることもよくあるのですが、お金が貯まる人ほど、「強制力があり、出しにくい」方法で貯めることを選択される傾向があるように思います。
例えば、普通預金で毎月数万円ずつ貯めているという人も大勢いるかと思いますが、この方法で貯めていくのは難しいと言わざるをえません。
なぜなら、普通預金は毎月貯蓄分をつみたてるかどうかは本人の自由ですし、出そうと思えばコンビニで出金することができます。これではよほど意思の強い人出ない限りお金を貯めることは難しいでしょう。
そのため、絶対に貯蓄したいという強い意思がある人は、財形貯蓄や貯蓄型の保険商品で貯めていくことをおすすめします。
財形貯蓄は毎月の給与から天引きされるため、強制的につみたてることができます。さらに出金するときは銀行窓口で出金する必要があるため、土日が休日のお仕事の人は出しづらいと言えます。
さらに貯蓄型の保険商品は死亡保障や高度障害保障がセットされますので、毎月必ず保険料を払う必要があります。そのためより強制力を持ってつみたてることができるため、絶対に貯蓄したいという人には合っているでしょう。
元信金職員がみたお金が貯まる人の特徴「その2」:将来の目標額が明確にある
次に挙げたい特徴は、「将来の目標が明確に定まっている人」です。
なんとなく今貯蓄に回せる額を貯めていけばいいかな、と考えている人も多いと思いますが、金融機関の窓口で貯蓄相談をしていると、将来確実にお金を貯めたいという人は、「何歳までにいくら貯めたい」という明確なビジョンを設定している人が多いように思います。
例えば、一昨年に金融庁から「老後2000万円問題」のレポートが公表されたこともあるため、「60歳までに2000万円」というように目標を設定すると、それから逆算して毎月いくら貯めていくべきかが見えてきます。
それで逆算して計算した金額が自分のつみたてられる金額よりも多くなってしまう場合は、銀行預金でのつみたてではなく、投資信託などの資産運用商品の出番となります。
最近人気のつみたてニーサやイデコなどの非課税制度を利用して投資信託でつみたてると、足りない分を運用でカバーすることが期待できます。
目標金額と毎月のつみたて額の差が大きい人ほどリスクを味方につけながら長い時間をかけての運用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
元信金職員がみたお金が貯まる人の特徴「その3」:自分に必要だと思ったらまずはやってみる
最後に挙げたい特徴としては、「自分に必要だと思ったらまずはやってみる人」です。
信用金庫でご紹介できる貯蓄方法は一つではありません。前述のように保険商品や投資信託の他にも公共債や外貨預金等取扱商品は様々です。
しかしながら、どの金融商品にもそれぞれメリットがあればデメリットも存在します。お金が貯まる人の特徴としては、その商品を自分のライフプランに落とし込み、必要だと思ったら行動に移せる人です。
いいなと思いながらもいつまで経ってもやらない、では、いつまで経っても貯蓄は貯まりません。特に投資信託や保険商品などは時間を掛けることでリスクが軽減され、リターンが安定する傾向があるため、時間を少しでも長く確保するためにも一歩踏み出す勇気が必要となります。
おわりにかえて
今回はお金が貯まる人の特徴をご紹介しましたが、今回ご紹介した内容は、誰でもいつでも始めやすいポイントでご紹介いたしました。
ただし、実際に貯蓄をスタートするとなると、自分はどの金融商品で運用すべきかを判断するのは至難の業です。なぜなら日本国内に金融商品は数え切れないくらい存在するためです。自分の目標金額達成のためにどの商品で運用すべきか、それは1人ではとても選ぶことができません。
そのためにも貯蓄を始める時は、お金のプロに相談することをおすすめします。
最近では無料で資産運用のプロのアドバイザーに相談ができるサービスが増えてきましたので、「無料」を上手に活用してプロの意見を参考に資産運用をスタートさせるのはいかがでしょうか。
