新年あけましておめでとうございます。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために正月も自宅でゆっくりされた人も多いのではないでしょうか。
「今年はせっかく退職金が受け取れる予定なのに、どこにも旅行にいけそうにないな。」と思っている人もいるかもしれません。
退職金のようなまとまったお金を手にすることは人生の中でもあまりないことですので、どう使うか、もしくはどうやって運用するかを迷ってしまいますね。
私は大学卒業後、金融機関に勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。
そこで今回は、退職金の失敗しない運用ノウハウについてみていきたいと思います。
退職金をもらったら、まずすべきことは
退職金が銀行口座に振り込まれた瞬間はなんとも言えない嬉しさでいっぱいになるでしょう。
そうなると気分がよくなって、ついつい銀行の窓口担当者に「今日退職金が入ったんだよね」と話しかけてしまいそうです。
銀行の窓口担当者は「長い間お疲れさまでした。せっかくの退職金ですので運用で増やす努力をされてみてはいかがですか」とねぎらいの言葉と一緒に投資信託や保険商品のパンフレットを目の前に出してくるかもしれません。
例えば投資信託と定期預金を同時に申し込むと、定期預金の金利が上乗せになるキャンペーンなどといったものです。
しかし、ここで注意をしたいことは、投資は決して勢いで決めてはいけないということです。
ここでまずすべきことは、自分の退職金を3色に色分けをすることです。