2021年、景気は「コロナ慣れ」で順調に回復へ。それまで旅行・飲食業への資金繰り支援を!

来年の景気は、人々の「コロナ慣れ」で順調に回復してゆくだろう、と筆者(塚崎公義)は考えています。

未知の脅威に身を縮めた今年の経済

今年の世界経済は、新型コロナの影響で深刻な打撃を受けました。欧米諸国では感染者数も死者数も非常に大きく、都市封鎖等も行われましたので、経済への大打撃は仕方のないことだったのでしょう。

日本では、欧米諸国に比べて感染者数も死者数も数十分の1であったにもかかわらず、経済への打撃は同程度に深刻なものとなりました。その理由を筆者なりに推測してみると、日本人の悲観的で慎重な性格が影響しているように思われます。

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新型コロナを恐れて自粛をするなど慎重に行動した結果として、感染拡大は防ぐことができたけれども経済の落ち込みは防げなかった、ということですね。

マスコミや評論家たちが悲観的な話をして人々の不安を煽ったことも影響しているのでしょう。マスコミや評論家たちは、「大丈夫です」というより「心配です」という方が客が興味を示すため、そうした話をしがちです。

今回は、未知の感染症に関して人々の知識がないところに悲観的な話をされたため、必要以上に人々が不安になって行動を自粛した、ということなのでしょう。本来であれば、人々が「マスコミや評論家の話は悲観的なバイアスがかかっているから、話半分に聞こう」と考えれば良いのでしょうが、それは「言うは易く、行なうは難し」なのですね。

参考記事

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執筆者
塚崎 公義

1981年 東京大学法学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行
おもに経済調査関連業務に従事した後、2005年に退職し、久留米大学へ。
現在は久留米大学商学部教授であるが、当サイトへの寄稿は勤務先と関係なく個人として行なっているため、現職は経済評論家と表記したものである。
(近著)
なんだ、そうなのか! 経済入門
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経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体
一番わかりやすい日本経済入門
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(雑誌寄稿等)
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