全体像からみる「50代世帯の預貯金」
50代というと、住宅ローン返済のゴールが見え始め、貯金のエンジンをかける世帯が多いイメージがありますよね。年代別にみると、50代の貯金額はどのような位置づけになっているのでしょうか。各種預貯金の金額を合計し、年代ごとに分けたデータをみてみましょう。
- 20代(~29歳)の預貯金の平均額・・・234万円
- 30代(30~39歳)の預貯金の平均額・・・513万円
- 40代(40~49歳)の預貯金の平均額・・・681万円
- 50代(50~59歳)の預貯金の平均額・・・1016万円
- 60代(60~69歳)の預貯金の平均額・・・1464万円
- 70代以上の預貯金の平均額・・・1542万円
こうみると、50代で貯金のペースを加速している世帯が多いようです。平均額をみると、1000万円という大台にも乗っていますね。
そして60代では、50代よりさらに預貯金がアップしています。定年退職金や相続などで、預貯金が一気に増えるケースもあるのでしょう。また、貯蓄を切り崩す人が多いであろう70代においても、60代の平均額より増えているのが分かりました。