お金持ちの定義は人それぞれですが、1つの目安として年収1,000万円があるかもしれません。1,000万円というと「大台に乗った」というイメージもありますから、年収1,000万円を数値的な目標として頑張ろうと考える人も少なくないでしょう。そこに到達するために、はじめの一歩として、その人たちの習慣を真似してみてはどうでしょうか。

年収1,000万円以上の人が大切にしていること

「自分が目標としている人がいたら、その人の真似をしなさい」

以前、筆者がある人から言われた言葉です。その人は年収1,000万円どころではなく、月に1,000万円を稼ぐような人で、自身も昔は憧れのお金持ちの真似をしたと言っていました。今は真似されるようになったその人に「何を大切にしているのか」と聞いたら、「睡眠」と答えてくれました。

実は睡眠に関しては、年収1,000万円以上の人がとても大切にしているという調査結果もあります。アンファー(株)が行った「睡眠についての調査」で個人年収1,000万円以上と1,000万円未満を比較したところ、寝床でスマートフォン(スマホ)を操作する割合や回数、寝具にお金をかける割合、早寝早起きを心がけるなどで違いが出たのです。寝床でスマホを操作しない人が、年収1,000万円以上では50.0%、年収1,000万円未満では37.3%となりました。1週間に3回以上操作する人の割合は、年収1,000円未満が年収1,000万円以上の約1.6倍との結果も出ています。

スマホのブルーライトは睡眠の質を低下させると言われています(※)。このことからも、年収1,000万円以上は質のいい睡眠をとることを意識していることがわかります。