その後、Aは無事出産。しかし、旦那さんから出産の連絡を受けた義両親は、産後2時間も経たないうちにAに何の連絡もなく病院にお見舞いにやってきました。しかし母子同室でなかったため、病室で産後の身体を休ませていたAのもとを訪れたといいます。

それだけでなく、Aに会った第一声が「なんでお嫁ちゃんしかいないの。赤ちゃんはどこ?」でした。この様子にAはイライラがピークに達してしまいます。

その後、Aと赤ちゃんの退院後も義両親は連絡もなくAの家にやってきます。「家事や育児を手伝いたいから」と口では言うものの、実際には何かしてくれることはありません。自分たちが赤ちゃんに会いたいだけなのです。

まだまだ産褥期で常にパジャマ姿で髪の毛もボサボサなAは、インターホン越しに義両親の姿が見えると急いで着替えて身支度をし、義両親が家に上がってからは一応お茶やお菓子のおもてなしをするなど、気遣いでヘトヘト。産後2カ月が過ぎるまで、義両親の訪問は週に1度のペースで続いたそうです。

家事や育児にあれこれ口出しをして勝手なことをする義母

また、別の友人Bが経験したのは、産後に義母が自ら申し出て家事を手伝いに来てくれたケース。Bが退院した日から、車で1時間程度の距離に住む義母は2、3日に1度ほどBの家を訪問していました。

義母は「あなたは赤ちゃんのお世話と睡眠が今の仕事だから。産後1カ月はパジャマ姿のままでスキマ時間を見つけて眠ってね」とBを気遣ってくれ、テキパキと洗濯や掃除、Bの食事の用意をしてくれたといいます。こうした義母の手伝いにBは感激。自身は慣れない赤ちゃんのお世話と産後の休養に努めることができました。