感情的に怒るのはよくないとわかってはいても、子どもの態度や反応に対してイライラしてしまったり、怒りが爆発しそうになったりする経験がある親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自分の感情をコントロールして怒りを鎮める具体的な方法をご紹介します。「いつも感情的に子どもを怒ってしまう」「感情のコントロールが苦手」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
自他ともに認める「気の短い女」です!
筆者は3人の男の子を育てていますが、それはもう毎日が「戦い」です。子どもたちは基本的にこちらの意見を聞かず、片付けても片付けても部屋が散らかり、1日に何度も兄弟喧嘩を繰り返します。
そんなわけで、筆者の気が休まるのは子どもたちがいない昼間と、寝静まっている間だけ。日々慌ただしい時間が流れている我が家では、自他ともに認める「短気な母」がたびたび雷を落とします。
筆者は昔から短気な一面があり、祖母からは「短気は損気だよ」と諭されていたほど。しかしあるとき、子どもたちにガミガミ怒っている自分の姿が鏡に映りました。眉間にはシワが寄り、ものすごい剣幕で子どもたちに怒鳴りつける自分。鏡に映った自分はとても「魅力的」「大人の女性」とはいえず、ハッと我に返った瞬間でした。
その日を境に、筆者は「感情的にならず、落ち着いて子どもたちと関わろう」と決心!しかし、長男は筆者の感情を逆なでする天才のため、どうしても感情的になってしまい、反省する日々の繰り返しでした。
「怒らないコツ」ってあるの?
そんな日々を過ごしていた筆者は、怒らない方法を書籍などから模索しました。その中で、実際に筆者が試してみて効果があったものを2つ紹介したいと思います。