貯蓄額・負債額アップのカギを握るのは?
先では、2019年の各世代の「貯蓄額」「負債額」の平均額は、ちょうど10年前(2009年)よりもアップしていることが分かりました。ここからは、その背景をひも解くヒントになり得るデータをいくつかみていきます。同調査から関連しそうなデータを拾い、2009年、2019年の数値を比較していきましょう。
「世帯人員」にほとんど変化はありませんが、「世帯主の配偶者のうち女性の有業人員」が全体的に上がっていることが見てとれます。そして、年間収入も全体的に上がっています。平均貯蓄額が増えたのには、共働きの家庭が増え、収入が増えたことが影響しているのかもしれません。
また、「持家率」を見てみると、40代以下の世代で上昇していることが見てとれます。それらの世代での平均負債額が増えているのは、20~30代の若いうちに住宅ローンを組んで、家を購入する人が増えてきたということなのかもしれませんね。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。