東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は5日連続で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は9,994万株、売買代金は1,324億円となりました。
出来高は前日とほぼ同じでしたが、売買代金は減少しました。売買代金は160日連続で1,000億円を超えましたが、5日連続で2,000億円を下回っており、個人投資家の様子見スタンスがいっそう強まったようです。
また、来週からのIPOラッシュを控えた換金売り等により、株価指数も反落となりました。終値でも依然として1,200ポイントを下回っています。
株式非公開化の模索報道でソフトバンクGが急騰、伊藤忠商事は3日連続の年初来高値更新
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファナック(6954)
- ダイキン工業(6367)
ソフトバンクグループが株式の非公開化を模索している旨の観測報道が流れ、一時+7%超高へ急騰し、連日で年初来高値を更新しました。
また、ハイテク株では、世界的な半導体需要の高まりを背景に関連銘柄が引き続き買われ、アドバンテスト(6857)とルネサスエレクトロニクス(6723)が3日連続で年初来高値を更新し、シリコンウエハー大手のSUMCO(3436)も一時+6%高の急騰となっています。
さらに、前日に東京都が2030年までのガソリン車販売ゼロを目標に掲げたことから、再びEV(電気自動車)関連銘柄も物色され、日産自動車(7201)が一時+7%超高へ急騰し、デンソー(6902)、パナソニック(6752)、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)なども大きく値を上げました。