子どもの心に、寄り添う。

祖父母に「あまり扱いに差をつけないでほしい」と伝えてもなかなか改善されない場合、そもそも祖父母自身が無意識のためどうにもならないということも考えられます。考え方をすぐに変えるというのも難しいので、孫差別をする祖父母自身にどうにかしてもらおうと考えていても状況は変わらないことも。

その中で、祖父母の孫差別に対して子どもが「ほかの子はおじいちゃんおばあちゃんによくものを貰っているのに、かまってもらっているのに、自分は違う」とショックを感じているようであれば、親がさりげなくフォローしてあげましょう。

子どもが深いショックを受けているようであれば、祖父母とは距離を置くことも考えてよいかもしれません。

親は祖父母と波風立てたくないと思っていても、子どもが祖父母の対応にあまりいい印象を持っておらず会いたくないという意思があるのであれば、あまり関わらないようにするのも子どもにとっては安心できるかもしれません。

まずは子どもの気持ち寄り添うことがたいせつです。

田中 みや