持ち家志向が強くなったのは?

モゲパス申込者の割合をコロナ前と年収ごとに比べてみましょう。年収300万円台は9.2%でしたが、コロナ禍後で15.8%、年収400万円が10.5%から16.4%に増えたことがわかりました。年収300万〜400万円台が賃貸から持ち家志向となり、住宅購入に意欲的なことが見て取れます。

住宅購入「他に借り入れがあっても」したい

コロナ前後で、モゲパス申込者が住宅ローン以外の借り入れがあるかを聞いたところ、コロナ前では28.5%、コロナ後は37.4%で8.9%の増加になりました。コロナ後で増えた年収300万円〜400万円台の層が、住宅ローン以外に借り入れをしている割合が高くなっていることも理由の1つといえそうです。収入が減り他に借り入れがあっても、自分の家を持つことで将来の住居の心配を少しでも軽減させたいという気持ちがあるのかもしれません。