できる上司は「部下を信頼して仕事を任せてみる人」

では、部下からみた「できる上司」とはどんな人なのでしょうか? 上司の出来が、部下のサラリーマン人生を左右するといっても過言ではありません。上司によって部下の仕事のモチベーションに変化があります。そして「自分もこんな上司になりたい」という思いが、良いサイクルを作り上げていきます。

できる上司の特徴、まず一つは「自分で仕事を抱え込まない」。自分一人で仕事を抱え込まずに部下に仕事を割り振りコントロールしている上司は、部下としても自分にもある程度裁量を与えてくれ、信頼されていると感じます。

ただし、部下に任せっきりにしているのはNG。相談しやすい環境を整えたり、計画を調整したりすることは大切です。部下にとって、いざとなったら助けてくれる上司の存在は心強い存在です。部下のやる気をアップさせる声かけも忘れずに。

そして、もう一つは「突飛な一面を持っていること」。できる上司は、前例を超える成果を求められることも多いもの。そのときに常識におさまらないアイデアや、人とは違うやり方で出世のチャンスをものにしているのです。

自分が信じたやり方を突き進め、成功までもっていける人はやはり出世しやすく、部下としても人とは違う仕事の進め方ができる上司の下で働けば仕事の進め方に幅ができるので、良い勉強になるでしょう。