「こんな上司になりたいな」と思う人もいれば、「絶対この人のようにはなりたくない」と思う上司まで、部下は意外と上司のことをよく見ているものです。上司は部下を評価するもの?いえいえ、実は部下も上司を評価しています。

今回は、「理想の上司アンケート」からみた「できる上司」と「できない上司」の特徴をお伝えします。

「親しみやすい」「頼もしい」理想の上司にランクインするのは誰?

明治安田生命が今春就職を予定している新卒男女および、会社員・公務員・会社経営者・自営業等の社会人を対象(社会人720人、学生1,100人)に2020年1月27日に発表した「理想の上司」アンケートによると、総合ランキングの男性上司第一位は「内村光良」、続いて第二位「カズレーザー」、第三位「設楽統」となりました。また、女性上司第一位は「水卜麻美」、第二位は「天海祐希」、第三位は「いとうあさこ」という結果でした。(2020年新入社員を対象としたアンケート)

理想の上司にランクインした男性・女性ともに、「親しみやすい」「頼もしい」が支持の理由として挙げられました。情報番組で視聴者と同じ目線で話すことに親しみを感じたり、バラエティ番組で果敢に挑戦する姿に頼もしさを感じたり、が今回の結果につながったようです。

また、同アンケートで「新入社員が上司に期待すること」を聞いたところ「的確な指示をしてくれる」「親身に相談に乗ってくれる」「適切な距離感で接してくれる」がランクインしました。理想の上司に選ばれた芸能人が上司になったら・・・と想像してみると、どの方もこの3点をクリアしてくれそうですね!

また、親しみやすさや頼もしさを理想の上司に求める一方で、「知性的・スマートさ」も見られているようです。適度な距離感や適切な指示出しは、やはり頭の回転も良くなければ務まりません。今回、ランクインした芸能人は、その点番組で見る会話などでスマートさがあらわれています。さすが、「理想の上司」ですね。