お隣さんはいくら貯めている?年代別に見た貯蓄額

「アラフィフ夫婦です。50代は1,000万円程度貯金していないとアウトってホント?うちはまだまだ届いていないので、焦っています。世の中の平均貯蓄額ってどれくらいなのか知りたいですね」(YM 48歳)

「アリとキリギリスでいえば、独身の私はキリギリスタイプ。稼いだ分だけレジャーや買い物に消費する傾向にありましたが、今回のコロナ禍でいつ収入が絶たれてもおかしくないと感じた今、やはり地道な貯蓄は不可欠だと思いました。40歳までにいくらくらい貯めたらいいのでしょうか」(KK 33歳)

「お金に関する話題ってママ友間ではしづらいです。お互い、いくらぐらい貯めているのかズバリ聞くことはできず、なんとなく探り合いをしているというか」(SD 42歳)

不安定な世の中の不測の事態に備えるために。あるいは、老後を豊かに過ごすために。やはり一定の額の貯蓄が必要と感じる人も多いですよね。あなたと同年齢の人は、どれくらい貯蓄しているのでしょうか。今回は、貯蓄額目安を1,000万円として、世代別に貯蓄率を見てみましょう。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」の「4金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)」によれば、貯蓄1000万円以上を保有している世帯の世代別値は、30代で13.2%(平均保有額529万円)、40代が20.1%(平均保有額694万円)。さらに、50代は35.5%(平均保有額1194万円)、60代で40.1%(平均保有額1635円)、70代で33.7%(平均保有額1314万円)という結果が出ています。
さて、この数値、あなたはどう考えますか?