東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は5日ぶりに2,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は9,419万株、売買代金は2,330億円となり、いずれも前日より増加しました。

売買代金は154日連続で1,000億円を超え、5日ぶりに2,000億円を上回るなど、個人投資家の物色意欲が改善したようです。

また、一部主力銘柄が買い戻されたことで株価指数は+3%高に迫る大幅上昇で4日続伸となり、終値では1,300ポイント回復に向けた位置を維持しています。

シリコンウエハーのSUMCOが13連騰、危機が去ったレオパレス21が年初来安値更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • ファナック(6954)

ハイテク株では、世界的な半導体需要の高まりを背景に、東京エレクトロンが大幅高で上場来高値を更新し、シリコンウエハー大手の信越化学工業(4063)は7連騰で同じく上場来高値更新となりました。さらに、同じシリコンウエハー大手のSUMCO(3436)は怒涛の13連騰で年初来高値を更新していますが、上場来高値には未だ遠く及びません。

また、医薬品株では、菅政権の目玉政策の1つである不妊治療支援が加速する期待感で富士製薬工業(4554)が堅調に推移し、あすか製薬(4514)は連日で年初来高値を更新しています。なお、同じ医薬品株では小林製薬(4967)が連日で上場来高値を更新したのが目を引きました。