みんなの「貯蓄が減った理由」とは?

では、「貯蓄が減った」その理由を、年齢ゾーンごとに見ていきます。

「貯蓄が減った理由」(複数回答)

総数

  • 日常の生活費への支出・・69.2・%
  • 土地・住宅の購入費・・・7.3%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・24.1%
  • 株式等の評価額の減少・・・8.0%
  • その他・・・28.7%

29歳以下

  • 日常の生活費への支出・・・67.8%
  • 土地・住宅の購入費・・・8.4%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・28.1%
  • 株式等の評価額の減少・・・―%
  • その他・・・33.7%


30~39歳

  • 日常の生活費への支出・・・63.8%
  • 土地・住宅の購入費・・・18.5%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・29.9%
  • 株式等の評価額の減少・・・3.0%
  • その他・・・26.1%

40~49歳

  • 日常の生活費への支出・・・65.6%
  • 土地・住宅の購入費・・・9.3%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・36.5%
  • 株式等の評価額の減少・・・3.0%
  • その他・・・25.2%

50~59歳

  • 日常の生活費への支出・・・60.5%
  • 土地・住宅の購入費・・・6.9%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・36.4%
  • 株式等の評価額の減少・・・(6.6%
  • その他・・・32.4%

60~69歳

  • 日常の生活費への支出・・・72.8%
  • 土地・住宅の購入費・・・7.2%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・19.9%
  • 株式等の評価額の減少・・・8.5%
  • その他・・・30.1%

70歳以上

  • 日常の生活費への支出・・・72.1%
  • 土地・住宅の購入費・・・5.0%
  • 入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出・・・17.4%
  • 株式等の評価額の減少・・・11.0%
  • その他・・・27.8%

「日常の生活費へ支出」については、全年齢ゾーンで6割、さらに60歳以上だけを見ると7割を超えています。また、各世代の特徴として、59歳以下「入学金、結婚費用、旅行等の一時的な支出」が約3割となっている点、そして、65歳以上で「株式等の評価額の減少」が1割を超えている点などが挙げられるでしょう。

参考:世帯主の年齢階級別にみた貯蓄の増減状況-減額理由(複数回答)別世帯数の構成割合「2019年 国民生活基礎調査の概況」厚生労働省