「子は子」「私は私」
子どもと自宅で過ごす中、C子さんは心の変化があったといいます。
「臨時休校で物理的に距離が生まれると、心がスッと軽くなりました。もともと私から連絡をしなければ繋がっていなかった関係。私が連絡を絶てば、一切接することはありません。今まで何だったの?というくらい、ママ友たちのことがどうでもよくなったのです。」
無理をしてそばにいようとするから傷付くのだ、とわかったC子さんはこのまま継続して距離を置くことを決意。しかし、その前に気がかりだった息子の友だち関係について確認したといいます。
C子さんの息子はママ友グループの子どもたちとの関係性を聞くと、意外な答えが返ってきたのだとか。
「息子は、『クラスも違うし、あまり接点がない』といっていました。一緒に遊んでいたのは1年生までで、2年生以降はみんなバラバラで遊ぶようになったようです。私は無理してでも仲良くしなくちゃ……と考えていましたが、私は私、子どもたちは子どもたちで、構わないようですね。」