お小遣いは干渉しない
その一方「毎月決まった額のお小遣いに関しては口出ししない」ことをマネールールとしているご家庭も多数。いったいどのような理由なのでしょうか。
・「夫に趣味のことを干渉されたくない。だから自分も夫が決まった金額の中で楽しくしているならそれが何に使っていようと気になりません」
・「結婚前から競馬だけは止められないと宣言していた夫。勝った負けたという話を聞くとこちらも精神的に負担になるので『決まった金額を超えないのであれば好きにして』といってあります。最近ではお金を貯めて一口馬主になったようですが、それで儲かろうが損しようが夫の趣味。これが我が家の程よい距離です」
・「妻は以前、お小遣いという形をとっていなかったのですが、その頃はやれランチだ新しいコートだと好き放題散在していて。さすがにちょっとやりすぎだろうとお小遣いを決めてその範囲でやりくりしてもらうことにしました。以来、欲しいものがある時は付き合いを減らしたり、目標の服のない時は友人とランチを楽しんだりしているようなので、緩急がついてよかったなと思います」
男女の間には理解しがたいこだわりや欲しいものへの温度差が多々あります。そういったものまですべて把握し理解しようとすることはかなりの労力を使うもの。「だったら知らない方がいい」という意見も頷けます。