同じように仕事をしていても、難なく昇級昇格して年収が上がっていく人もいれば、その逆の場合もあるものです。その差は一体どこにあるのでしょうか。今回は年収が上がりやすい人とそうでない人の特徴について、4人の管理職に聞いてみました。
役員や管理職に顔が売れている人は年収が上がりやすい
「役員や管理職の面々には、何かしらの方法で顔を売っておいたほうがいい」と話すのは、IT企業で管理職として働くAさんです。Aさん曰く、いわゆる”上の人たち”と少しでも多く接点を持っておくことが大切とのこと。
「昇格を検討するとき、やはり周りの管理職や役員に顔がよく知られている社員のほうが推薦したときに理解が得られやすい。推薦したのに『誰それ?』とか『なんのプロジェクトやってた人だっけ?』という反応しか出ないような候補者だと説明が大変だし、承認されにくいのでこちらもやりづらい」とのこと。
さらに役員や管理職から好かれていたら、「あぁ、あの人頑張っていたよね」と昇格にすんなり賛成してくれるのだとか。そうなると結果的に年収が上がりやすくなるというわけですね。
リーダーシップを発揮して目立つことが年収アップの鉄則
「とにかく社内で目立つ存在になっておいたほうがいい」と話すのは、出版関係の企業で働くBさんです。「昇格を目指すなら、目立ってナンボだと思う。他部署からも『あの部のあの人に任せておけば大丈夫』という存在になることができれば、評価されてボーナス査定もよくなる」とのこと。