Cさんのお悩みは、日用品のストックに収納スペースを占領されてしまい、本来片付けたいものが入らないこと。コロナ禍で日用品がスーパーの棚から消えた経験から、日用品のストックが必要だと感じた人も多かったとは思いますが、無闇に増やしては生活しづらくなるばかりです。

「残量が半分を切ったら次を買う」「ストックとして持つのは1個のみ」というような“マイルール”を作って管理することで、問題解決を図りたいところです。

少しの見直しと工夫が解決のヒントに

ご紹介したエピソードに見られる食品や日用品の買いすぎ・ためすぎは、どれも「家族のために」「困らないように」といった主婦ならではの思いが裏目に出てしまったもの。買い置きをやめる必要はありませんが、少しだけ見直して、度がすぎないように心がけるといいかもしれません。

ストックするなら量を決める、新しいものを買うタイミングを見極めるなど、少し工夫をすることで、「物が多くて家の中がゴチャゴチャ」「生活にムダが多い」といったストレスを減らすことにもつながります。

もちろん、“買いすぎチェック”は家計にも良い変化を与えます。節約をしたいときにも役立つのではないでしょうか。

富良野 なつき