自立するから使いやすい「牛乳パック」
牛乳パックもゴミ袋の代わりに使いやすいアイテム。もともと液体を入れていた牛乳パックなら、生ゴミを入れても水分が外に漏れる心配がありません。パックの口をしっかり折り込んでからゴミ箱に捨てれば、ニオイが漏れることもありませんよ。
また、牛乳パックの内側は濡れてもへたらないようにコーティングされているので、洗面所のゴミ箱として使うのも良いでしょう。上部を切って、表面をマスキングテープや色紙などでコーティングすれば、インテリアにも違和感なく馴染みます。汚れたら遠慮なく捨てられるのも嬉しいですね。
消臭効果もある「コーヒーの袋」
コーヒーをよく飲む家庭なら、コーヒーの空袋もゴミ袋として代用できます。実はコーヒーの粉には、消臭効果があるので、生ゴミを入れるのにもぴったりなんです。アルミやビニールなど水分が漏れにくい素材で作られているので、使い終わったコーヒーフィルターやコーヒーかすを捨てる時にも便利です。
海外のメーカーなどのおしゃれなパッケージのコーヒーの空袋などは、きれいに洗って小袋包装の調味料や乾物のストックや小物を収納するための袋として使ってもいいですね。
取っ手を取るとゴミ箱にしやすい「紙袋」
レジ袋の代わりに貰うことが多くなった小さいサイズの紙袋。取っ手の部分を取り外すと、自立式のゴミ袋として使えます。ゴミが溜まれば袋ごと捨てられるので、ゴミ箱を使うより衛生的というメリットもあります。大き目のサイズの紙袋なら、リビングの床などに置いて使うこともできますね。
ゴミ箱用の袋に便利な「トイレットペーパーの袋」
おうちのゴミ箱にスーパーのレジ袋を引っ掛けて使っていた人は、トイレットペーパーの袋を代用するのも良いでしょう。上部を切り取ってゴミ箱に引っ掛ければ、スーパーのレジ袋同様にストレスなく使えるはずです。
とはいえ、4人家族のトイレットペーパー購入頻度は、40日に1回が平均(※)ということなので、これでは圧倒的に袋の枚数が足りません。そんな時は、箱ティッシュやキッチンタオルなどの大きな袋を総動員させましょう。大きさ的に5kg以上の米袋もおすすめですが、米袋にはもともと通気用の小さい穴が開いているので、水分の多いものを捨てる時には要注意。クリーニングのビニールも口を縛れば袋として利用できますよ。
おうちにあるもので「エコなゴミ捨て」を
レジ袋の代わりになるゴミ捨てに便利な袋をご紹介しました。おうちにある不要な袋をゴミ袋として使えば、節約になるうえ環境にも優しいといいことばかり。それぞれの代用品の特性を知って使えば、より効率的なゴミ捨てができますね。みなさんもぜひこの機会に、レジ袋以外のものを使ったゴミ捨てを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
葛西 歩