「貯蓄1000万円」世帯の年収と支出…「貯蓄100万円」世帯と何が違うの?

(3)両世帯の比較まとめ

貯蓄「100~200万円世帯」と「1,000~1,200万円世帯」の比較についてまとめると、

  • 収入については「1,000~1,200万円世帯」の方が年間約90万円多い
  • 支出も「1,000~1,200万円世帯」の方が月4万円多く、年間では約50万円の差になる
  • 「1,000~1,200万円世帯」の持ち家率は高く、約9割

このような内容が分かりました。収入の差(90万円)から支出の差(50万円)を引くと、年間約40万円の違いになります。貯蓄「1,000~1,200万円世帯」ではこの差、年間40万円を貯蓄していると考えられます。年40万円であっても、25年間貯め続けることで1,000万円の貯蓄になります。

貯蓄を増やすポイントは?

このように、数十万円という年間収支の差が大きな貯蓄の差になっている可能性があります。上記の比較で分かったのは、「貯蓄1,000~1,200万円世帯」の収入も支出も、ほぼ平均的であるという点です。特別高収入でなくても、堅実に貯め続けている可能性があります。

ただし、貯蓄「100~200万円世帯」と「1,000~1,200万円世帯」の収入には年間約90万円という差があります。貯蓄を増やすには、収入を増やす努力をした方が近道といえるかもしれません。でも今日から急に収入を増やすのも難しいものです。そこで節約やお金の使い方について、意識していきたいポイントを3点ご紹介します。

(1)節約は効率よく

どうしても必要な物を購入するときは別として、少しでも安く買い物をするために、スーパーをはしごしていませんか?ネットショッピングでも、タイムセールやまとめ買い、送料無料の枠を気にしていると、無駄使いしやすくなります。お得に買い物できたつもりでも、時間を無駄使いしている可能性に意識を向けてみるのも良いかもしれません。

そこで節約するなら、家計の中の「固定費」に注目です。固定費は住居費、光熱費、保険料、通信費など暮らしに必須の支出で、中でも保険料や通信費は新サービス等の安いプランが見つかりやすい分野です。サービスの比較には手間もかかりますが、一度見直しておけば節約が自動化され、その効果がずっと続きます。

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。