まとめにかえて
就職氷河期世代は40歳前後の世代です。親の世代が金融資産を多く保有しているので、将来は親からの相続があれば安心だと考えている人もいるかもしれませんが、高齢化が進んでいるため、将来も資産が残っているという保証はありません。
そのため、40代から老後に備えておくことが必要なのです。ニーサやイデコなどの非課税制度を利用して早めに資産運用を始め、将来のためにお金を貯めていくようにしましょう。
参考資料
- 日本年金機構 「令和2年4月分からの年金額等について」
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」
- 公益財団法人生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
山下 耕太郎