就職氷河期世代、親からの相続があれば老後は安心か

老後資金はいくら必要か

40代が貯蓄する目的として多いのは「老後のため」でしょう。しかし、実際にどの程度の貯蓄が必要になるのでしょうか。

日本年金機構「令和2年4月分からの年額等について」によると、夫がサラリーマンで妻が専業主婦の場合、夫婦二人分の標準的な年金受給額は220,724円です(令和2年4月分~)。

生命保険文化センターがおこなった意識調査によると、老後の最低日常生活費は月額平均22.1万円。最低日常生活費は、年金受給額で賄える計算になります。

しかし、ゆとりある老後生活費は平均36.1万円でした。ゆとりある生活のためのお金の使い道としては、レジャーや旅行、教養や趣味、日常生活費の充実などが挙げられています。ゆとりある老後を送るためには、公的年金だけでは毎月約15万円不足するのです。不足分は貯蓄で補う必要がありますが、65歳から20年生きると考えた場合、

  • 15万円×12カ月×20年=3,600万円

単純計算で3,600万円が必要になるのです。もちろんそこまで贅沢することはないかもしれませんが、ある程度まとまった貯蓄が必要だということがわかります。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
山下 耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業・マーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。保有資格は証券外務員一種。ツイッターは@yanta2011