あなたの世代、何のために貯めている?
それでは、次に世代ごとの貯金目的の内訳をみていきましょう。年代別に貯金の目的を質問したところ、1位の「生活費」以外は世代によって大きく違いがみられることがわかりました。
具体的には、20代は「資産運用(18%)」、「趣味・嗜好(17%)」のためが多かったのに対し、30代に入ると「趣味・嗜好(13%)」と並び「学費・養育費(13%)」が上位に。40代になると「学費・養育費(21%)」が圧倒的な貯金目的となりますが、50代になると「学費・養育費(12%)」まで減少し、「その他(15%)」と逆転します。そして60代以上になると「資産運用(15%)」、「その他(15%)」、「旅行(9%)」が上位になるという結果が出ました。教育費は弧を描くように上昇し、40代をピークに減少していくのが特徴的でした。