サンケン電気の20年度上期決算、自動車回復で上ぶれ 石川県でパワーモジュールの新生産拠点設立へ 2020.11.20 00:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 パワー半導体などを手がける国内半導体中堅のサンケン電気が発表した2020年度上期(4~9月)実績のうち、主力の半導体デバイス事業は、売上高が前年同期比12%減の600億円、営業利益が同54%減の10億円となり、大幅な減収減益となったものの、8月時点の従来予想を上回った。自動車向けの回復が想定以上に進んだことが大きかった。 記事の続きを読む 関連記事 富士電機、20年度の電子デバイス事業は増収増益に 富士電機㈱は、2020年度(21年3月期)の電子デバイス事業(半導体+ディスク媒体)が19年度比で増収増益になる見通しだと公表した。売上高は前年度比3%増の1420億円、営業利益は同33%増の129億円を見込む。売上高1420億円のうち、半導体は同12%増の1240億円、ディスク媒体は同32%減の180億円を計画している。ディスク媒体は為替の影響や需要の減少で減収になるが、半導体はxEV(電動車)向けの需要増で増収になる。半導体の出荷・生産増が増益に寄与する見込みだ。 ルネサスが新財務モデル策定、年率7%上回る成長目指す 国内半導体大手のルネサス エレクトロニクスは、向こう5年間をめどとした新財務モデルを策定した。売上高のターゲットは年率7%を上回る成長を目指すほか、主力の車載分野では成長領域にR&Dリソースを積極的に配分するなど、濃淡をつけた戦略を推進する。 三菱電機、シャープから福山工場の一部を取得 三菱電機㈱は、シャープ㈱から同社の福山事業所(広島県福山市)の一部の土地・建屋などを取得し、パワーデバイスのウエハープロセス製造拠点を開設すると発表した。土地・建屋・既存設備の取得や今後の設備投資に総額約200億円を充て、2021年11月に稼働させる。世界的な省エネや環境保護志向の高まりに加え、各国の自動車の電動化政策で、電力を効率よく制御するパワー半導体製品の需要が増加していることに対応する。 キオクシアが上場延期を正式発表、米中対立とコロナ禍で計画頓挫 NAND投資戦略にも影響及ぼす 世界で期待のEV、2030年の普及率は10%以下? 過熱する報道とは異なり、48Vのマイルドハイブリッドがエコカーの主流に LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #サンケン電気 #決算