新型コロナウイルスによる生活様式の変化は、女性の美容やおしゃれへの意識にも大きく影響を与えています。マスクの着用や在宅勤務、ソーシャルディスタンスで他人との物理的距離が保たれていることで、「メイクをしなくなった」「洋服を買わなくなった」という女性も少なくないでしょう。
今回は、半年以上のコロナ禍生活が女性のメイクやヘアケアにどのように変化を及ぼしたのか、調査結果や実際の体験談をもとに紹介します。
イヤリング、指輪などのアクセサリーを買わなくなった
筆者の20代~30代の友人でかなり多いのが、「コロナ禍以降、洋服やアクセサリーを買わなくなった」という意見でした。これは在宅勤務やテレワークによって出社しなくなった人のみならず、出社している人にも多く見られた傾向です。おそらく、出社する場合でも以前より人に会う機会が減ったことに起因していると思われます。
特にマスクが当たり前となると、イヤリングやピアスなど耳周りのアクセサリーが少し煩わしくなってきます。また、手洗いやアルコール消毒の頻度が増えたことで指輪やブレスレットなど手の周りのアクセサリーも付けづらい状況に。こうした理由から「アクセサリーを買わなくなった」という声はとても多く聞かれます。おしゃれよりもコロナ禍での生活のしやすさが重視されているのでしょう。
また、在宅勤務やオンライン会議が増えたことで洋服の購入頻度がガクンと減った人も多いようです。インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社が9月に行った調査によると、77.2%の女性が「リモートワークの日と出社する日でコーディーネートを変える」と回答しています(対象:全国の20代~30代の会社員男女500人)。