日本の小売オンライン化は周回遅れ? ブラックフライデーに見る日米の差

ブラックフライデーは米国のクリスマス商戦皮切りの大イベント

今年の「ブラックフライデー(Black Friday)」は11月27日(金)です。米国では11月第4金曜日(最終週末の場合が多い)に小売店などで大規模な特売セールが実施されます。これがクリスマス商戦の幕開けを告げるイベントとして定着し、多くの消費者が小売店へ殺到する光景が恒例となっています。

いや、後述しますが、正確に言うならば「恒例となっていました」という過去形かもしれません。ただ、ブラックフライデーでクリスマス商戦の訪れを感じる消費者は依然として多いようです。

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日本では似たようなシーンとして、年始に福袋を買うために百貨店に行列を作りますが、米国のブラックフライデーはその何倍もの規模になります。また、ブラックフライデーは感謝祭(Thanksgiving Day)の祝日の翌日に当たり、人々の消費マインドも通常より膨らむと言われています。

ブラックフライデーに小売店の収支が一気に改善する?

なお、このブラックフライデーの「ブラック」ですが、これは”暗黒”を意味するものではありません。

金融市場では、「ブラックマンデー」(1987年10月19日)や「ブラックサースデー」(1929年10月24日)に代表されるように、歴史的な株価暴落を指す“暗黒”の意味で用いられています。また、「ブラック企業」でもお馴染みの通り、ネガティブな意味で使用されるケースが多く見られます。

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。