お金のことで騙されたり困ったりしないために、押さえておきたい3つのポイント

お金のトラブルを避けるポイント2【老後資金編】

「金融リテラシー調査」の中では、老後の生活資金についての設問もあります。その結果を見ると、退職を目前に控えている50歳代でも「定年退職後の生活費」の資金計画を考えている人は30%台半ばしかいません。また、4割弱の人は自分が受け取る年金額がわからず、さらに、約半分の人は年金をいつから受給できるのを知らないという結果でした。

50歳代で自分の年金について知っている人の割合

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老後資金を貯めるにも、受け取る年金額ベースに考えることが必要です。後々老後資金が足りずに困った状況に陥らないためにも、まずは自宅に届く「ねんきん定期便」を見て、自分の年金額を把握するところから始めてみるといいですね。

お金のトラブルを避けるポイント3【子供のローン編】

2022年4月から、成年年齢が20歳から18歳に引き下がります。この成年年齢引き下げによって、親の同意がなくても、18歳になれば子どもが1人で契約をすることができるようになります。たとえば、「携帯電話を購入する」「クレジットカードを作る」「ローンを組んで車を購入する」といったことです。

未成年者が契約する場合は親の同意が必要です。そのため、親が同意せずに契約した場合は原則として契約を取り消すことができます(未成年者取消権といいます)。ところが、成年年齢が18歳に引き下げされると、18歳、19歳の若者は、未成年ではありませんから、一度契約してしまうと、その契約を取り消すことはできなくなります。

参考記事

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執筆者
  • 中野 令子
  • ファイナンシャルプランナー/コラムニスト

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。現在は家業を手伝うかたわら、資産運用や保険のコンサルを行う。毎日の生活の中にあるお金をテーマに「くらしとお金の経済メディア LIMO」に執筆するほか、「女性の老後のためのメディア ミュゲ」の監修者として活動中。難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。