<Go To トラベルの支援額と県民割引を分けた記載例>
宿泊代:3万円
GoToトラベル支援額:1万500円
県民割引:1万5,000円
現金支払:4,500円

地域共通クーポンが発行されていない場合、上記の「Go To トラベル支援額1万500円+県民割引1万5,000円」の合計2万5,500円が一時所得です。

地域共通クーポンも申告する必要がある

Go To トラベルの対象施設で宿泊し、条件を満たすことでもらえる「地域共通クーポン」も一時所得の対象です。この場合の注意点は、旅行代金の15%ではなく記載された額面が一時所得の対象となることです。

たとえば、旅行代金が1万7,000円だった場合、15%なら2,550円ですが、地域共通クーポンは1,000円未満を四捨五入するので、3,000円が一時所得の対象になるとのこと。つまり、3,000円の地域共通クーポンを使えば実際に3,000円分のお土産や商品を買うことができるので、自分の受けた益がそのまま一時所得となるイメージです。

この地域共通クーポン分をGo To トラベル支援額や県民割引と合算して計算すると、以下の例のようになります。

<地域クーポン、Go To トラベル支援額、県民割引を合わせた計算例>
宿泊代:1万7,000円
Go To トラベル支援額:5,950円
県民割引:1万円
現金支払:1,050円
地域共通クーポン:3,000円

この場合、「Go To トラベル支援額5,950円+県民割引1万円+地域共通クーポン3,000円」で、合計1万8,950円が一時所得となります。