介護する側・される側が快適な毎日を送るために必要な生活用品。

食器などの身の回り品から、リハビリパンツなどの消耗品に至るまで、色々な介護用品が販売されています。でも、それらを介護用品専門ショップなどですべて揃えるとなると、費用の面でだいぶ負担を感じる人もいるのでは?

今回は、100円ショップのパイオニア、ダイソーのお店で揃えることができる介護用品をご紹介していきます。ちょっと気になる「高価なタイプとの違い」についても、「福祉用品のプロ」の目線でレポートします。

まずは「おくすり」周りのお役立ちグッズから。

① 薬ケース

「お医者さんから処方される薬が増えてきたけれど、いつどの薬を飲めばいいのか分かりづらくて…」なんてお悩みの人も多いでしょう。さらに記憶力が低下して、「お昼の薬はもう飲んだっけ?」なんてことも…。

そんなときに役立つのが、薬ケースやお薬カレンダーです。

こちらの薬ケースの場合、一週間分の薬を「朝・昼・夕・夜」に分けて管理できます。

「入っていなければ飲んだ」「入っていれば飲んでいない」と一目でわかるので、自分で服薬できる人、介助してもらいながら服薬する人、いずれの場合もとても便利です。

「高価なタイプと何が違う?」

薬ケースは1,000~2,500円が平均価格です。高価なタイプは「底が深く、より多くの薬が入る」「フタが開けやすい」といった特徴があります。

② ピルカッターケース

年齢を重ねると「飲み込む力」が弱まることがあります。処方された薬の粒が大きくて、薬を飲むだけで疲弊してしまうことも少なくありません。

そこで役立つのが、ピルカッターケースです。

大きな薬も、半分に割れば飲みやすくなります。こちらのピルカッターケースは、ステンレスのピルカッターでカットした薬を収納しておくことができます。

「高価なタイプと何が違う?」

ピルカッターケースは500~1,000円が平均価格です。高価なタイプは薬を収納できるスペースが広かったり、幅広いサイズの錠剤に対応していたりという特徴があります。

次では、コップ関連をご紹介していきます。