働き盛りの若い夫婦には、出産や子育て、キャリアアップ、マイホームの購入など多くのライフイベントが控えています。目先の出費に手一杯で、「資産運用が大切だとわかっていても、そこまで手が回らない」というご家庭も多いかもしれませんね。
とはいえ、時間が過ぎ去るのはあっという間。「子どもが独立してから」と考えていると、「気づいたら定年退職が目の前」ということにもなりかねません。
「やっておけばよかった!」熟年夫婦の後悔
松井証券が2020年に実施した「夫婦の家計管理事情に関する調査」によると、熟練夫婦が「若いうちにやっておけばよかった」と後悔していることと、若い夫婦が「老後に備えてやっておきたいこと」のトップは、どちらも資産運用でした。
《熟年夫婦》「あなたが、若いうちからやっておけばよかったと後悔すること」
1位…資産形成・資産運用(37.6%)
2位…定期的な運動(26.0%)
3位…後悔したものはない(24.7%)
4位…旅行(19.9%)
5位…親孝行(18.7%)
《若年夫婦》「あなたが、まだやっていないことの中で、やらないことで将来、後悔したくないこと」
1位…資産形成・資産運用(30.9%)
2位…教育計画(26.0%)
3位…出産計画(22.0%)
4位…家計管理(21.3%)
5位…パートナーの資産確認(19.8%)