実に種類が多い、高齢者向けの施設。
「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」など、名称は聞いたことがあるけれど、一体どんな違いがあるの?と思っている人は少なくないと思います。
「在宅での介護はそろそろ限界かな?」「ひとり暮らしの親が心配…」などと思っても、どの施設を選んだら良いのか分からなくては困ってしまいますよね。
そこで本記事では、事例別(お悩み別)に、おすすめの施設のタイプを解説していきます。
介護施設・老人ホームにはどんな種類があるの?
さいしょに、介護施設・老人ホームにはどのような種類があるかをかんたんに整理しておきましょう。
「自立度」が高い人が対象
- ケアハウス(一般型・介護型)
- シルバーハウジング
- 自立型有料老人ホーム(健康型・住宅型)(※1)
- サービス付き高齢者向け住宅(一般型)(※2)
「介護度」が高い人が対象
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- 介護医療院
- 介護付き有料老人ホーム(介護専用型)(※1)
- サービス付き高齢者向け住宅(介護型)(※2)
- 認知症高齢者グループホーム
執筆者
介護福祉士・福祉住環境コーディネーター・福祉用具専門相談員
介護福祉士・福祉住環境コーディネーター2級・福祉用具専門相談員の資格を保有。特別養護老人ホームでの介護職や、福祉用具レンタル会社での住宅改修業務を経験。介護職時代のリアルな実体験や、細かな介護方法、介護リフォームなどの知識を、分かりやすく発信していきます。