一人で家計管理を頑張らなくていい
家計はあくまで家族のものであって、一人で頑張ってすべてを管理しなくてもいいのです。パートナーがいれば、パートナーを巻き込みましょう。一人暮らしでも、親しい友人に話をしたり、信頼できる恋人に話をしたりしてみるのもいいですね。
家族以外に話す場合は、具体的な金額は控えて「今はちょっと節約したいから」というように自分のスタンスを伝えておけばいいのです。
そうすれば自分が無駄な出費をしようとしたときに「節約するんじゃなかったの?」と言ってくれたり「安く済ませたいならコレがいいよ」とおトクな情報を共有してくれるかもしれません。お金の話は、相手に話すことを強要しなければ決してタブーではないのです。
パートナーや配偶者がいれば、「今月ちょっとピンチだよね」とか「〇〇のためにお金貯めておきたいよね」と話し合うことで当事者意識を持って家計管理に取り組むことができます。家計の管理を一緒にしているという意識を共有することで、相手からの協力も引き出せるようになるでしょう。
おわりに
貯金を頑張るだけでは、なかなか強い家計はつくれません。そこにちょっとした工夫を加えることで、簡単には揺らがない強い家計をつくることができます。まずはできることから取り組んでみてくださいね。
大塚 ちえ