定年60代、夫婦の老後資金は1億円必要は本当か

wenjin chen/iStock

人生100年時代といわれるように、老後が何歳からを指すのかはますます個人差が広がっています。

一つの区切りとしては、定年を迎える60歳~65歳が老後の最初のタイミングになる方が多いのではないでしょうか。

では60代夫婦で老後資金がいくらあれば安心でしょうか。今回は老後資金の必要額を確認してみましょう。

老後の「日常」の生活費はいくら必要か

生命保険文化センターの「令和元年度生活保障に関する調査」によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考えられている最低日常生活費の平均額は月額で22.1万円という結果でした。

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これに対して、経済的にゆとりのある老後生活を送るための費用として、老後の最低日常生活費以外に必要と考えられている金額の平均は月額で14.0万円となっています。

仮に老後が30年続くとして最低日常生活費とゆとりある老後生活費がいくらになるのか出してみましょう。

最低日常生活費の場合

  • 22.1万円×12ヶ月×30年=7956万円

ゆとりある老後生活費の場合

  • 36.1万円×12ヶ月×30年=1億2996万円

やはりゆとりある老後を過ごしたいと考えたときには、必要な金額は大きくなることが分かります。

こう見ると、老後の生活資金も「ゆとりがある」という前提に立つと計算上は出てきます。

これを踏まえて60代の貯蓄額を確認してみましょう。

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執筆者
三輪 文
  • 三輪 文
  • ファイナンシャルアドバイザー

二級ファイナンシャル・プラニング技能士(FP2級)。はたらく世代の資産運用サポート促進のためのマネーセミナーで登壇多数。二種外務員や保険募集人資格を短期間で取得。生命保険から投資信託までの幅広い金融商品を活用し、総合的な視点からライプラニングや資産運用アドバイスを行う。また、中学生から芸能活動をスタートし、役者やラジオパーソナリティ、モデルなどとして幅広く活動。フリーランスなどの経験と女性の視点も併せて資産運用の初心者にでも分かりやすくお金の話を伝えることに努力している。