老後に注意したい介護費用
さて老後資金でもうひとつ考えておきたいのが介護費用です。
冒頭の生活費には介護費用は含まれていませんが、年齢が上がるにつれて病気や介護になるリスクは高くなります。
すでに介護を経験されている方は実感されているかと思いますが、介護費用は家計にとっては決して少なくない金額です。
また生活スタイルの変化により、核家族化が進んだことで老後は夫婦だけで生活し何かあった時にも夫婦で解決するというご家庭も多くなっています。
老人ホームやサービス付き高齢者住宅など、お金を払って他人の手を借りることも考慮しておくことが、これからの高齢化社会には不可欠となるのではないでしょうか。
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。老後資金準備の金額には個人差はありますが、いずれにしても多いに越したことはありません。
老後資金の準備に1億円というのはびっくりしてしまうという方もいますが、生活水準を調整するのであれば、そこまでは必要ないと言えますし、ゆとりを持ちたいといえば、必要とも言えます。
現役で働ける間に、貯蓄や節約、または資産運用などで上手にお金を増やしていくことができるといいですね。