離婚に関する悩みは相談しにくいもの。気軽に友達やママ友に相談、というわけにはいきません。誰に相談すればよいのか悩み、我慢し続けてしまうことも少なくないでしょう。

いざ相談すれば「何で結婚前に見抜けなかったの?」といわれたりして、罪悪感を感じてしまうことも。また、離婚問題は複雑、かつ当事者でなければ分からないことも多いため、アドバイスが人によって全く異なることも珍しくないのです。

不安を抱える時期なので悩むのは仕方ありませんが、相談相手はよく選ぶ必要があるでしょう。実際に筆者が離婚相談で紆余曲折を経験した当時を振り返ります。

相談して反省、傷つくことも

離婚についての相談は、人によって反応が違うことが少なくありません。

筆者も夫の不倫や暴言の相談をすると「さっさと離婚すれば? 私ならすぐに離婚してるわ」という人もいれば、「別居をして生活費や教育費は出してもらい続ける」という人、「仕事や習い事でなるべく外に出て、気にしないようにすればいいのよ」という人もいました。

「さっさと離婚」といわれると行動力のない自分が、「お金をもらい続ける」といわれると忍耐力のない自分が、「気にしないように」といわれると気にする自分が悪いようで、ふさぎこむことも。悩みに悩んでデリケートになっている時期なので、心理的なダメージも受けやすいのです。