男女別に見た国民年金の年金月額とは
国民年金の場合はどうでしょうか。
国民年金 男女別年金月額階級別老齢年金受給権者数で確認していきます。
男性の場合
- ~1万円:12,909人
- 1万円~2万円:62,210人
- 2万円~3万円:225,460人
- 3万円~4万円:724,175人
- 4万円~5万円:1,338,473人
- 5万円~6万円:3,053,243人
- 6万円~7万円:8,446,038人
- 7万円~:365,738人
女性の場合
- ~1万円:70,113人
- 1万円~2万円:252,622人
- 2万円~3万円:766,415人
- 3万円~4万円:2,358,923人
- 4万円~5万円:3,366,439人
- 5万円~6万円:4,441,195人
- 6万円~7万円:5,758,897人
- 7万円~:1,421,598人
国民年金受給額ではそもそもの上限が決まっているため男性の平均が58,775円に対して、女性が53,342円となっており、厚生年金ほど男女差はないということが分かります。
老後格差を埋めるためには
ここまで年金受給額についてご紹介してきました。
国民年金だけの受給か、厚生年金の受給かでも受け取る金額に差がありますが、共働きかそうでないかでも大きく差が出てしまいます。
会社員の共働きであれば、退職金と年金だけで老後資金は十分にあると言えますが、そうでない場合は、現役で働ける間に老後資金をどう増やすかがポイントになりそうです。
年金は基本的に65歳から受給となりますが、繰り下げの制度を利用すると、例えば70歳から受け取ることにすると42%も受給額を増やすことが出来ます。
こういった制度も活用しながら、お金にも働いてもらうような資産運用も取り入れていくことをおすすめします。
早めに始めることが出来れば、運用期間を長くとることが出来るので結果的にリターンが安定することに繋がります。
まだ資産運用にアレルギーがある方も、国の資産運用の制度であるイデコやつみたてニーサなどを使って資産運用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。