「専業主婦になるなら、夫の年収はいくら必要?」3つの年収ゾーンの実態とは

実際には現実的な数値――年収約600万円~800万円

総務省統計局が2020年10月9日に公表した「家計調査報告(二人以上の世帯)-2020年(令和2年)8月分-」によると、「勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)」は1世帯当たり528,891 円。単純計算で年収約635万円と考えた場合、600万円~800万円は専業主婦になるために妥当な年収のスタートラインといえるかもしれません。

ただし、諸経費や居住地等を考慮せずに計算した今回のようなケースでも、1年間で貯蓄に回せる金額は約100万円~165万円程度。たとえばおなじ年収を得ていても、東京都内の二人以上世帯が居住できる住宅にかかる家賃は相場約10万円以上が当然であり、地方都市やその他であればその6割程度ともいわれています。

さらに前項でも述べていた消費支出276,360円に加え、子どもを1人2人と持った場合、夫婦の分の貯蓄だけでなく子の未来にかかる教育費等も合わせて貯蓄しなければなりません。夫婦二人で暮らしていくためなら苦労はないかもしれませんが、子を持つ世帯にとっては、専業主婦になるには不安が残る年収なのではないでしょうか。

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執筆者

都内に暮らす、元戦略コンサルの1児の母。明るいワーママライフを目指して日夜奮闘中。