「1人目のとき」との違いが多すぎて…。

Aさんには、40代での妊娠で、今までとは違うなと感じたことがいくつかあったそうです。

周囲の「温度感」

ひとつめは周囲の反応。Aさんが職場の上司に報告したときのこと。Aさんが「2人目を妊娠しました。仕事は続けたいと思いますが、経過によってはお休みとか、退職もあるかもしれません」と伝えたところ、上司は、まずポカンとした顔をしたそうです。そのあと、ようやく事情が飲み込めたのか「おめでとう」と。

「同僚に関しては、触れていいのか悪いのか…、といった感じの人が多かったですね。なかには、陰で私の年齢のことを言う人もいたようですが・・・。

1人目の時は、みんな手放しで「おめでとう!」という感じだったのですが、やはり年齢を重ねてからの妊娠出産は、周囲も戸惑うのでしょうかね」

自分自身の体調

妊娠経過は、つわりが長女の時より重めだったのと、切迫早産で入院した以外は、思っていたよりも順調でした。Aさん曰く「悪阻とか、起きられないとかいう話も聞きますから、運がよかったほうかもしれません」

ただ、出産後、体質が変わったように感じたことはあったそうです。たとえば、出産後に、いつも使っていたパックを久しぶりに顔につけたところ、途中でひりひりして、おかしいなと思ってはがしたら、顔が赤くかぶれていたそうです。

赤みがひくまでしばらくかかり、一緒に入院していた人たちや看護師さんに『どうしたの?』と言われ続けたのだとか。長女の時はそういうのはなかったので「これも高齢出産ゆえのトラブルかしら?」と思ったそう。

「下の子が生まれたあとは、自分自身の体力の低下も感じましたね。長女の時は、散歩やら外遊びやら、そんなに疲れは感じなかったように思いますが、2人目の時は、ちょっと無理するとすぐに疲れてしまって…」