既製品とは違い世界に一つだけの入園グッズなので、子どもも一目で自分のものだとわかり、行方不明になったり、お友だちが間違って持って帰ったりする心配も少ないでしょう。

さらに手作りの場合、特別なこだわりがなければとことん費用を抑えることも可能。家に余っている生地や、知り合いにもらった生地を使う場合は材料費がほぼゼロになるので、入園グッズにかかるコストをグンと抑えることができるでしょう。

逆に、素材やデザインにいろいろこだわると市販品よりコストがかかってしまう場合も。またミシンが必要だったり裁縫のスキルが必要だったりと、手作りならではのハードルがあるのも事実です。

手作りキットなども販売されているので、ハンドメイドに不慣れな人は、必要な材料がワンパッケージなっていて作り方のマニュアルも付いているキットを使ってみるのもいいかもしれませんね。

市販・オーダー品は、時間をかけずに確実な仕上がり

市販品やオーダー品のメリットは、準備の時間を大幅にカットできるというところ。材料を揃えたりミシンで縫製したり、アイロンをかけたりという手間がまるまる省けるので、時短につながります。

入園準備の最盛期には、お店にならぶグッズの種類も豊富になるので、あちこちお店を回らなくても1カ所で欲しいものが全て揃えられることも珍しくありません。柄やキャラクターを統一した“入園グッズセット”なるものも販売されているので、まとめて必要なものが買えて用意し忘れがないのもメリットだと言えます。

一方、市販品の場合は他の子と同じものになってしまう可能性が高いというデメリットも。人気キャラクターのものや近くのお店で購入したものなどは、同じ園の子が持っている可能性も当然高くなるので、取り違えのないようお名前付けの時に工夫する必要があるかもしれません。