「プレゼント大好き」なリーダーママに辟易。
「子どもの小学校である委員を引き受けました。そのときに連絡用のLINEグループをつくってくれたのがCさんでした」と話すのはBさん。BさんはCさんの「プレゼントに対する価値観」に困惑したと言います。
「Cさんが、『せっかく一緒の委員になったんだから、私たちは友だちよ。1年間楽しくやろうね』って言ってくれたのは本当に嬉しかったんです。こういうのって、メンバーの良し悪しで決まるでしょう?だから、運がよかったなと。でも、Cさんの『仲良く』って、私の感覚とは違っていたみたいで…。」
1年も一緒に活動していれば、個々のメンバーにもいろいろと変化があります。
夏前に、メンバーのDさんが家を購入したのですが、Cさんが「Dさんの引っ越し祝いをするから、1人1000円お願いします」と言い出したのです。メンバーは15人。集めれば結構な金額になります。
BさんはCさんに、「深い付き合いでもないのに、そんな金額のものをもらったら、Dさん逆に恐縮しない?」とやんわり伝えてみました。ところがCさんは、「友だち付き合いにはこういうのも大切なのよ。それにおめでたいことをお祝いして何が悪いの?」と、Bさんがおかしいといわんばかり。
その後も、他の人に出産などのお祝いイベントがあるたびに、Cさんはメンバーからお金を徴収し、プレゼントを繰り返しました。
「正直、お金を出すたびにモヤっとしてましたね。うちは最後まで、なにももらうようなことが起こらなかったから特にそう感じるのかもしれないですが…。
任期が終わった時は、もう払わなくて済むと、正直ホッとしました。今はCさんとは距離を置いて過ごしています」