『鬼滅の刃』爆ヒットの東宝は再び業績上方修正に? 新年にも期待作投入

2021年2月期 業績予想の修正(カッコ内は2020年2月期実績)

  • 売上高:前回予想1,620億円→今回予想1,650億円(2,628億円)
  • 営業利益:前回予想100億円→今回予想140億円(529億円)
  • 経常利益:前回予想110億円→今回予想155億円(551億円)
  • 当期純利益:前回予想50億円→今回予想90億円(366億円)

営業利益で+40億円の上方修正ですが、これは『今日から俺は!! 劇場版』(興行収入52.7億円)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(同36.8億円)などのヒットによるもの。10月16日公開の『鬼滅の刃』の歴史的大ヒットは、この上方修正には加味されていません。

そもそも東宝は、新型コロナウイルスの影響もあり、今期は大幅な減収減益を予想していました。上方修正は発表されましたが、それでも通期業績予想は対前年比で売上高は約6割、営業利益は約3割の水準です。

『鬼滅』で再び上方修正? 新年には『シン・エヴァ』も公開予定

『鬼滅』の数字が今後どこまで伸びるかは分かりませんが、歴代最速で興行収入100億円を超えた勢いからすると、業績予想が再度上方修正される可能性は高いでしょう。

また、東宝は当初今年の夏に予定していた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が2021年1月23日となることを発表。シリーズ最終作でヒットが期待できる『シン・エヴァ』の公開後に、東宝は2月決算期末を迎える流れとなります。

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執筆者
  • 石井 僚一
  • コラムニスト/元ベンチャーキャピタリスト

岡山大学法学部卒。大手証券グループ投資会社を経て個人投資家・ライターに転身。株式市場や個別銘柄の財務分析、為替市場分析を得意としている。ライターとして複数媒体に寄稿中。