しかし、数年後にすべての改修工事が済んだ後、採算の合わない物件のサブリース家賃の引き下げを要求してくるのではないかと思います。さらに、背に腹をかえられない大家さんには、物件の買収提案もあるかもしれません。

そして、買収した物件から低価格賃貸のビレッジハウスに変わってくると思えてならないのです。

フォートレスは今後さらなる資金供給をしていくでしょうから、最終的にレオパレスはフォートレスに買収されて飲み込まれる・・・というのがシナリオなのではないかと思います。

つまり、最終的にフォートレスは、全国3万9,000棟のレオパレス物件のオーナーを狙っているということで間違いないでしょう。もしこれが実現すれば、最大67万戸もの物件がビレッジハウス化しますから、これは大家さんにとって大変な脅威です。

競合エリアの物件に注意

ビレッジハウスが展開するエリアは、もとが公団スタイルということもあり、いわゆる都心というよりも郊外型がほとんどです。

これから物件を購入される方は、ビレッジハウスと競合するエリアであれば、同じような間取りや価格帯の物件は避けたほうが無難でしょう。

もちろん、建物の仕様や設備で差別化を図って家賃的に狙うべき入居者のターゲットが異なるなら十分戦えるケースもあるでしょうが、条件が競合している場合には、遅かれ早かれ消耗戦になっていくと思いますので、早めの売却を検討した方がいいケースもあるかもしれません。

健全な資産形成が必要

これまで、レオパレスは地主を食い物に成長してきたわけですが、今度は投資ファンドがレオパレスを買収し、低所得者層に低家賃で賃貸物件を供給していくという、なんとも皮肉な食物連鎖が起こっています。

私たちはこういったマネーゲームに巻き込まれないようしっかりと勉強し、健全な資産づくりをしていかなければなりません
 
不動産投資の成功は、いかに「現場で使えるノウハウ」「体系的」に学ぶかにかかっています。そしてそれを学ぶ一番の方法は、いつでも、どこでも、誰でも、学べる不動産実務検定です。ぜひ一緒に学びましょう。

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【参考】ウラケン不動産 公式ブログ

浦田 健