人生100年時代を迎え定年後にまとまったお金が必要

会社に勤めているサラリーマンは定年があります。また自営業やフリーランスの人は年をとれば若い頃のようには働けなくなります。つまり収入が大幅に減ったり、なくなったりするリスクがあるのです。

しかし日本人の平均寿命はどんどん伸びていますので、収入が大幅に減ったり、なくなったりする期間もどんどん長くなっています。そのような状況に備えて貯蓄が十分にある人ならいいのですが、誰もがそういうわけにはいきません。ですから、生活するための資金をあらかじめ用意しておく必要があります、その手段の一つが「自分年金」なのです。

老後の安心のためには「自分年金」が必要

年金の3階部分の企業年金は、会社が運営しているので退職金の変形といえます。

しかし、企業年金はすべての会社にあるわけではありません。会社勤めの一部の人しか企業年金には入れないのです。またフリーランスや自営業の人には、企業年金はありません。

ですから「自分年金」をつくる必要があるのです。自分年金とは、自分でお金を積み立てて準備する年金。国の年金は誰でももらえますが、会社の年金をもらえない人が多いので、自分年金で不足分をカバーして老後に備えるのです。