家事や育児を担当することが多い妻たち。ここ最近で「名もなき家事」が話題になってきています。名もなき家事というのは、例えば洗濯や料理など名前がついている家事の周辺にあって、気付きにくい家事のことをいいます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって夫婦が家にいる時間が長くなったことで、名もなき家事はどう変化したのでしょう。今回はリンナイ㈱の「夫婦の育児・家事に関する意識調査」をもとにして、名もなき家事の実態に迫っていきます。

コロナの影響で「名もなき家事」は増えた?

リンナイ㈱の「夫婦の育児・家事に関する意識調査」において、COVID-19の中で名もなき家事が増えたかどうかを聞いたところ、「とても増えたと感じる」が12.9%、「やや増えたと感じる」が34.8%、合計で47.7%との結果になりました。約半数は名もなき家事が増えたと感じていることがわかります。

名もなき家事が増えたと感じるかについて(出典:リンナイ調べ)