男女で認識の差が大きかった3つの「名もなき家事」
女性と男性で「名もなき家事」との認識の違いが大きかったのは「毎日の献立を考える」「消耗品の在庫を考える」「PTA活動に参加する」でした。献立を考えることに関しては、女性が料理を担当することが多いのが関係しているのでしょう。PTA活動への参加は、筆者の経験からも女性の方が圧倒的に多かったです。例えば授業参観やボランティア活動でも、参加するのはほとんどが女性(母親)でした。
まとめ
掃除や洗濯、料理などはっきりと家事とわかることの周りにあって見えにくい「名もなき家事」。でもその数はもはや数えきれないほどあるのではないでしょうか。意識せずにこなしているけれど、実は名もなき家事の負担は大きいと思われます。
1人の人が名もなき家事を負担するのではなく、「気づいた人がやる」というスタンスで家族全員で取り組んでいくのが「名もなき家事」なのかもしれません。
【参考】
「夫婦の育児・家事」に関する意識調査」 リンナイ調べ
調査時期 :2020年9月18日~9月22日
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :20~40代の既婚男女(小学生以下の子ども有の方) 計1,000人
調査地域 :東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
渡辺 ももえ