みなさんがお金について不安に思うことの1つに、老後年金だけで暮らしていけるのだろうか、という不安があると思います。

特に20歳代から30歳代の若い世代の人の中には、将来年金がもらえない気がする、と思っている人も多いかもしれません。

そこで今回は、厚生年金と国民年金を年齢、都道府県別にみんないくらもらっているのかをみていきたいと思います。

サラリーマンの厚生年金収入はいくらか?

まずは厚生年金の平均受給額についてみていきたいと思います。

厚生労働省発表の「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金保険(第1号)受給者の老齢年金の平均年金月額は平成30年度末現在で14万6千円です。過去5年間の推移は以下のとおりです。