エンディングノートには何を書けばいいの?
遺言書と違い、書き方や内容に決まりはありません。思うままにかけるのがエンディングノートの魅力です!とはいえ、どんなことを書き込んだらいいか悩んでしまいますよね。では、実際に作成した方はどのような内容を書き込んでいるのでしょうか。一般的には下記のような内容を記載することが多いようです。
大切な方へのメッセージ
ご家族や友人へ伝えたいことを思いのままに記載します。大切な方との思い出や感謝の気持ちを伝えたかったのに伝えられないままにならないために記載しましょう。
長くなりそうな場合はそれぞれに宛てた手紙を別に用意し、「手紙を残している」旨をノートに記しても良いかもしれませんね。
自分史・プロフィールや家系図
これまで自分がどんな人生を歩んできたか、残された人が貴方に聞きたくても聞けなかったことがあるはずです。詳しいプロフィールや生前のエピソードは葬儀を営む場合にも役立ちます。
筆者は祖父母の葬儀の際に「もっと詳しく生い立ちを聞いておけば良かった」「祖父母から話を聞き取り、エンディングノートとしてまとめておくこともできたのに」と後悔しています。
自分の希望
自分の葬儀や相続についてどのような希望があるかを記載しておくと良いでしょう。ただし、遺産を法定相続人以外に譲りたい場合、特定の人を相続から外したい場合などは、法的効力がある遺言書として希望を残しておきましょう。
エンディングノートは遺言書と違い、生前のことも記載できます。病気やケガなどで意思疎通できなくなった場合のため、延命治療・自分の介護についての考えを記載しておく方も多いようです。