新年度を控え、物価高騰が家計を圧迫する中、セカンドライフの資金計画に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
公的年金は老後の生活の柱ですが、実は支給要件を満たしていても「自ら申請」しなければ1円も受け取れない上乗せ制度や給付金が存在します。
特に配偶者を扶養している場合の「加給年金」や、所得基準に応じた「年金生活者支援給付金」などは、知っているかどうかが家計の余裕に直結する重要なポイントです。
また、2025年に成立した年金制度改正法により、働くシニアを取り巻く環境も変化しており、在職老齢年金の基準緩和など、より効率的に収入を確保できる仕組みが整いつつあります。
今回は、申請漏れを防ぎたい「年金の上乗せ給付」と、再就職や就労継続を支える「雇用保険関連の手当」を整理するとともに、2026年4月から始まる新制度の注目点について詳しく解説します。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. ふつうの年金以外にも「申請しないと振り込まれない」公的給付は結構多い!
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。
ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。
国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。
申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。
公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。
